1. ホーム
  2. ドキュメント
  3. BF-TD930-JA
  4. 基本操作
  5. 呼出・応答方法

呼出・応答方法

コール

デジタルチャンネルではプライベートコール、グループコール、およびオールコールを送信することができます。 アナログチャンネルではPTTを押すことによりそのまま送信することができます。 アナログ・デジタル互換チャンネルではハングタイム内のPTT操作では直前に受信したモードに合わせて送信しますが、ハングタイム終了後のPTT操作の場合はチャンネルに設定されてモードで送信されます。 送信をする場合はマイクを口元より3~4センチメートルの距離に保ちPTTボタンを押し続けて送話して下さい。 送信中はLED 送受信インジケーターが赤色に点灯します。

 

グループコール(グループ呼出)

  1. 選択されたチャンネルがデジタルチャンネルでありグループコールが設定されている場合はPTTボタンを押すことによりグループコールとして送信が開始されます。
  2. コンタクトメニューからグループを選択しPTTボタンを押すことでそのグループ宛に送信を開始できます。
  3. コンタクトメニューからマニュアルダイアルを選択しグループ番号を入力することでそのグループ宛に送信を開始することも可能です。
  4. また、ワンタッチコールキーにグループコールとして割り当て、キー操作をするとにより、グループコールを開始することも可能です。

プライベートコール(個別呼び出し)

設定プログラムにおいて[Private Call ACK]項目が有効になっていることをあらかじめ確認して下さい。

  1. 選択されたチャンネルがデジタルチャンネルでありプライベートコールのコンタクトが指定されている場合は、そのままPTTを押すとプライベートコールとして送信できます。
  2. コンタクトメニューより呼び出したいプライベートコール番号を選択しPTTを押すことでプライベートコールとして送信できます。
  3. コンタクトメニューからマニュアルダイアルを選択しプライベートコール番号を入力しPTTを押すことによりプライベートコール番号宛に送信を開始することも可能です。
  4. コールログメニューから履歴を参照しプライベートコール番号を選択しPTTを押すことによりプライベートコール番号宛に送信を開始することも可能です。
  5. また、ワンタッチコールキーにプライベートコールとして割り当て、キー操作をするとにより、プライベートコールを開始することも可能です。

オールコール(全局呼び出し)

  1. 選択されたチャンネルがデジタルチャンネルでありオールコールのコンタクトが指定されている場合は、そのままPTTを押すとオールコールとして送信できます。
  2. コンタクトメニューからオールコールを選択しPTTボタンを押すことでそのオールコールとして送信を開始できます。

注: オールコール番号は16777215に固定されています。

 

受信・応答方法

デジタルチャンネルにてプライベートコールを受信後ハングタイム中にPTTを押すことにより呼出局に対し個別コールバックできます。 プライベートコールのハングタイム中に応答することが出来なかった場合は不在着信アイコンが表示されます。 グループコールを受信後ハングタイム中にPTTを押すことにより呼出グループ宛にコールバックできます。 ただしオールコール呼び出しを受信した場合はハングタイム中でもオールコールとしてコールバックすることは出来ません。

アナログ・デジタル互換チャンネルではデジタルまたアナログ(CTCSS/CDCSSが有効の場合のみ)のモード判別を同時に行っておりハングタイム中の場合は直前に受信したモードでコールバック可能です。

アナログチャンネルではPTTを押すと送信し、放すと受信します。

注: Channel Free Indicator(周波数空きインジケーター)が有効になっている場合はPTTを放し送信停止したときにトーン(ビープ)が鳴ります。

 

デュープレックスコール

本機は1対1の無線局によるフルデュープレックス通信(同時送受信)が可能です。

2台の無線機において[Duplex Mode]が有効であり、プライベートコールにより通信が確立している時に使用できます。

 

未登録局受信拒否

デジタルモードでは[Reject Stranger Call]を有効に設定した場合に、コンタクトリスト内に登録されて無いIDの無線局からの送信を受信拒否、およびその局宛の送信を禁止することができます。 交信する必要のあるグループコールやオールコールは予めコンタクトリストに登録されている必要があります。

 

アドバイス: デジタルモードの場合同一のIDが割り当てられた無線機同士では音声が聞こえません。

これは例としてパトカーに車載機のIDとその割り当てられた車両でパトロールしている隊員の携帯無線機のIDを同一に設定し、社内でどちらかの無線機より送信した場合にフィードバック(ハウリング)を起こさないようにするための工夫です。

お困りですか?