1. ホーム
  2. ドキュメント
  3. BF-TD588UV-JA
  4. 機能
  5. 設定

設定

基本設定

本機はユーザーにより次の設定を行えます。

 

トークアラウンド

(日本国内のアマチュア無線運用では該当しません。)

レピータ局が故障している場合、またはレピーター局のサービス範囲外にある場合にトークアラウンドを有効にすることで現地の他の端末無線局と交信することができます。トークアラウンドが有効になると送信周波数がチャンネルに登録されている受信周波数に変わり現地にてレピーターを介さないシンプレックス通信が可能になります。 このモードはチャンネル変更、スキャンのオン・オフ、無線機のオン・オフが行われると本来の設定内容に自動的に復帰します。

トークアラウンドモード時には画面にが表示されます。

注: このモードを有効にするにはチャンネルに送受信の異なる(レピーター)設定をする必要があります。

 

トーン・アラート

ユーザーによりすべてのトーン(ビープ)やSMSリングトーン、キーボードトーンの鳴動をオフにすることができます。 オールトーンコントロールにはすべてのプロンプトトーンと音声案内が含まれます。 消音状態であっても緊急アラームは通常通り鳴動します。

<参考> トーン・アラームの種別

名称 機能
Tone Disable トーン無効 緊急通報以外のすべてのトーンが消音されます
Call Out Tone PTTが押され送信開始時にトーンを吹鳴します
Voice End Tone 受信終了時にトーンを吹鳴します
Private Call Tone プライベートコールを受信した際にトーンを吹鳴します
Group Call Tone グループコールを受信した際にトーンを吹鳴します
Call End Tone PTTを放した際にトーンを吹鳴します
SMS Tone メッセージを受信した際にトーンを吹鳴します
Call Alert Tone コールアラートを受信した際にトーンを吹鳴します
Priority Channel Tone スキャン中にプライオリティチャンネルで受信した際にトーンを吹鳴します
Keypad Tone キー操作をした際にトーンを吹鳴します
Channel Tone チャンネルやゾーンを変更した際にトーンを吹鳴します
Power ON/OFF Tone 電源のオン・オフ操作に対しトーンを吹鳴します
Emergency Alarm 緊急通報アラーム送信、または受信した際にトーンを吹鳴します

 

送信出力

High/Middle/Lowの3段階で送信出力を設定することができます。

 High  Middle  Low
5W以下 約2W 約0.5W

注: Highパワーは通常FMモードで3.5W~4Wです。

 

バックライト

バックライトの点灯設定を、メニューから変更できます。 バックライトはディスプレイとキーボードが含まれます。 常時点灯、自動から選択できます。 自動の場合は最後のキー操作かた設定した時間が経過するとバックライトが消灯します。 操作中や受信中はバックライトが点灯します。 常時点灯は電源投入中常に点灯します。

 

起動画面

無線機起動中の画面表示をメニューより指定できます。 有効の場合は起動時にBelFoneロゴ表示と機種名が表示され、無効の場合は機種名のみが表示されます。

 

起動時画面

起動時のelFoneロゴの表示をオン・オフできます。

 

キーパッドロック

メニューよりキーパッドロックを有効、または無効にすることができます。

キーパッドロック中はこのアイコンが表示され、PTT以外のボタン操作が出来なくなります。

#キー長押しにより解除できます。

 

チャンネルロック

誤操作防止の為チャンネルロックによりツマミを回してもチャンネルが変更できないようにできます。

チャンネルロック作動中はがディスプレイに表示されます。

 

LEDインジケーター

フロントパネルのLED表示動態をメニューより変更できます。 [All LED Indicator]の場合は全表示設定となり、送信、受信、スキャン/ローミング、コールハング状態が表示されます。

 

起動パスワード

設定プログラムにより無線機起動時のパスワード要求が有効になっている場合に、このメニューよりパスワードを本体にて変更する事が出来ます。 パスワード変更に際には現在のパスワードの入力が要求され、その後新しいパスワードを2回入力する必要があります。

注: このメニューは設定プログラムにより起動時パスワード機能が有効の場合のみ表示されます。

 

言語設定

本機は表示言語を英語、および中国語から選択できます。

 

VOX

VOX機能を有効にするとディスプレイにが表示されます。

音声入力に反応してPTTを押下せず送信を開始でき、音声が無くなると自動的に送信を停止します。

VOX音声入力レベルは1~9、送信停止遅延は0.5~10秒の範囲で設定できます。

注: ヘッドホンが接続されている場合はVOX機能は有効になりません。

 

時間設定

メニューから日付、時間、タイムゾーンを設定できます。

 

ロケーション(衛星測位)スイッチ

衛星測位システムのオフ、パワーセーブモード、ハイパフォーマンスモードを設定できます。

パワーセーブモードはバッテリーの消耗を低減できます。

ロケーションがオンの名合はディスプレイにが表示されます。

次の測位システムに対応しており、任意に選択可能です。

  • GPS
  • GLONASS
  • BeiDou
  • Galileo

 

ワークアローン

設定メニューからワークアローンモードのオン・オフを設定できます。

 

マンダウン

設定メニューからマンダウンモードのオン・オフを設定できます。

 

コバートモード

コバート(隠密)モードは無線機より一切の音やLEDなどによる表示が無くなり外部より無戦記の動作状態が分からなくモードです。 設定プログラムによりコバートモードの際にLEDインジケーター、キーパッドロック、バックライトにおいてどの機能や表示を停止させるかを選択することができます。

 

ノイズリダクション

設定メニューからノイズリダクション(ノイズキャンセリング)のオン・オフを設定できます。

注: この機能は製鉄工場や建設現場など過度の騒音化での使用を前提にした業務無線の基準を基に設定されています。 通常のアマチュア無線の使用環境では正常に機能せず無変調になる可能性がありますので使用の際はご注意ください。

 

無線機情報

本機の基本システム情報を表示することができます。

  • バッテリー残量
  • シリアル番号
  • デバイスID(Radio ID)
  • デバイス名(BF-TD588UV-JA)
  • Firmwareバージョン
  • CPバージョン
  • ハードウェアバージョン
  • RSSI(信号強度)表示(-dBm)
  • 日時
  • 衛星測位情報

 

衛星測位データ

測位機能がオンの際には受信している緯度経度、日時、速度、海抜、受信衛星数が表示されます。

衛星測位データの送信

測位機能がオンで総悔いが正しく行われると、任意のコンタクトに測位情報をデータ送信できます。

 

チャンネル設定

本体から次のチャンネル情報が設定できます。

デジタルチャンネル

  • チャンネルタイプ
  • チャンネル名
  • 送信タイムアウト
  • 送信周波数
  • 受信周波数
  • Color Code
  • 送信禁止設定(RX Only)
  • 優先割込み送信
  • TDMA Direct
  • Voice Priority
  • スロット選択設定
  • 送信コンタクト
  • 受信グループリスト

アナログチャンネル

  • チャンネル名
  • 送信タイムアウト
  • 送受信周波数
  • CTCSS/CDCSS

 

チャンネル名称

チャンネルの名称を最大16文字まで設定できます。

送信タイムアウト(TOT)

15秒から495秒の間で送信タイムアウトを設定できます。 0はタイムアウト設定なし(無制限)です。

送受信周波数

送信、および受信周波数を指定します。 この周波数は無線機それぞれの周波数範囲内で指定できます。

カラーコード

デジタルチャンネルにおいてカラーコードを0から15の範囲で指定できます。 TDMAダイレクトモードの場合は0から14の範囲で指定できます。

スロット選択

現在のチャンネルにおいてタイムスロットを以下より選択できます。

  • Slot 1
  • Slot 2
  • Pseudo Trunk (Virtual Trunking) TX Slot Auto
  • Pseudo Trunk (Virtual Trunking) TX Slot 1
  • Pseudo Trunk (Virtual Trunking) TX Slot 2

暗号化設定

JA仕様では非搭載です。

送信コンタクト

現在のチャンネルのデフォルトアドレス設定をオールコンタクトリストより選択肢変更できます。

受信グループリスト

現在の受信グループリストを設定できます。