コール
デジタルチャンネルではプライベートコール、グループコール、およびオールコールを送信することができます。 アナログチャンネルではPTTを押すことによりそのまま送信することができます。 アナログ・デジタル互換チャンネルではハングタイム内のPTT操作では直前に受信したモードに合わせて送信しますが、ハングタイム終了後のPTT操作の場合はチャンネルに設定されてモードで送信されます。 送信をする場合はマイクを口元より3~4センチメートルの距離に保ちPTTボタンを押し続けて送話して下さい。 送信中はLED 送受信インジケーターが赤色に点灯します。
グループコール(グループ呼出)
- 選択されたチャンネルがデジタルチャンネルでありグループコールが設定設定プログラムによりあらかじめ設定されている場合はPTTボタンを押すことによりグループコールとして送信が開始されます。
- また、ワンタッチコールキーにグループコールとして割り当て、キー操作をするとにより、グループコールを開始することも可能です。
プライベートコール(個別呼び出し)
設定プログラムにおいて[Private Call ACK]項目が有効になっていることをあらかじめ確認して下さい。
- 選択されたチャンネルがデジタルチャンネルでありプライベートコールのコンタクトが指定されている場合は、そのままPTTを押すとプライベートコールとして送信できます。
- また、ワンタッチコールキーにプライベートコールとして割り当て、キー操作をするとにより、プライベートコールを開始することも可能です。
オールコール(全局呼び出し)
- 選択されたチャンネルがデジタルチャンネルでありオールコールのコンタクトが指定されている場合は、そのままPTTを押すとオールコールとして送信できます。
注: オールコール番号は16777215に固定されています。
受信・応答方法
デジタルチャンネルにてプライベートコールを受信後ハングタイム中にPTTを押すことにより呼出局に対し個別コールバックできます。 プライベートコールのハングタイム中に応答することが出来なかった場合は不在着信アイコンが表示されます。 グループコールを受信後ハングタイム中にPTTを押すことにより呼出グループ宛にコールバックできます。 ただしオールコール呼び出しを受信した場合はハングタイム中でもオールコールとしてコールバックすることは出来ません。
アナログ・デジタル互換チャンネルではデジタルまたアナログ(CTCSS/CDCSSが有効の場合のみ)のモード判別を同時に行っておりハングタイム中の場合は直前に受信したモードでコールバック可能です。
アナログチャンネルではPTTを押すと送信し、放すと受信します。
注: Channel Free Indicator(周波数空きインジケーター)が有効になっている場合はPTTを放し送信停止したときにトーン(ビープ)が鳴ります。
アドバイス: デジタルモードの場合同一のIDが割り当てられた無線機同士では音声が聞こえません。
これは例としてパトカーに車載機のIDとその割り当てられた車両でパトロールしている隊員の携帯無線機のIDを同一に設定し、社内でどちらかの無線機より送信した場合にフィードバック(ハウリング)を起こさないようにするための工夫です。