コール
デジタルチャンネルではプライベートコール、グループコール、およびオールコールを送信することができます。 アナログチャンネルではPTTを押すことによりそのまま送信することができます。 デュアルスタンバイモードではPTTを押すことにより選択中のバンドで送信され、シングルスタンバイモードでは現在表示中のバンドで送信されます。 ディスプレイには次のアイコンが表示されます。

アナログ・デジタル互換チャンネルではハングタイム内のPTT操作では直前に受信したモードに合わせて送信しますが、ハングタイム終了後のPTT操作の場合はチャンネルに設定されてモードで送信されます。 送信をする場合はマイクを口元より3~4センチメートルの距離に保ちPTTボタンを押し続けて送話して下さい。 送信中はLED 送受信インジケーターが赤色に点灯します。
グループコール(グループ呼出)
- 選択されたチャンネルがデジタルチャンネルでありデフォルトコールアドレスがグループコールが設定されている場合はPTTボタンを押すことによりグループコールとして送信が開始されます。
- コンタクトメニューからグループを選択しPTTボタンを押すことでそのグループ宛に送信を開始できます。
- コンタクトメニューからマニュアルダイアルを選択しグループ番号を入力することでそのグループ宛に送信を開始することも可能です。 #キーを押すことによりグループコールととプライベートコールを切り換えることができます。
現在選択されているコール種別は次のアイコンで表示されます。
グループコール
プライベートコール - コールログメニューから履歴を参照しグループコール番号を選択しPTTを押すことによりグループコール番号宛に送信を開始することも可能です。
- また、ワンタッチコールキーにグループコールとして割り当て、キー操作をするとにより、グループコールを開始することも可能です。
プライベートコール(個別呼び出し)
設定プログラムにおいて[Private Call ACK]項目が有効になっていることをあらかじめ確認して下さい。
- 選択されたチャンネルがデジタルチャンネルでありプライベートコールのコンタクトが指定されている場合は、そのままPTTを押すとプライベートコールとして送信できます。
- コンタクトメニューより呼び出したいプライベートコール番号を選択しPTTを押すことでプライベートコールとして送信できます。
- コンタクトメニューからマニュアルダイアルを選択しプライベートコール番号を入力しPTTを押すことによりプライベートコール番号宛に送信を開始することも可能です。
- コールログメニューから履歴を参照しプライベートコール番号を選択しPTTを押すことによりプライベートコール番号宛に送信を開始することも可能です。
- また、ワンタッチコールキーにプライベートコールとして割り当て、キー操作をするとにより、プライベートコールを開始することも可能です。
オールコール(全局呼び出し)
- 選択されたチャンネルがデジタルチャンネルでありオールコールのコンタクトが指定されている場合は、そのままPTTを押すとオールコールとして送信できます。
- コンタクトメニューからオールコールを選択しPTTボタンを押すことでそのオールコールとして送信を開始できます。
- コールログメニューからオールコール呼び出し履歴を選択しPTTを押すことによりオールコール番号宛に送信を開始することも可能です。
注: オールコール番号は16777215に固定されています。
テンキー長押しによるコール
デジタルモードではテンキー1から0にグループコール、またはプライベートコールの呼び出し情報を設定することができます。 長押しにより呼び出せます。 受信待機画面が表示されている時にテンキーを長押しすることによりあらかじめ設定された内容で送信されます。 また設定された相手先に既定のテキストメッセージの送信を割り当てる子tも可能です。
受信・応答方法
デジタルチャンネルにてプライベートコールを受信後ハングタイム中にPTTを押すことにより呼出局に対し個別コールバックできます。 プライベートコールのハングタイム中に応答することが出来なかった場合は不在着信アイコンが表示されます。 グループコールを受信後ハングタイム中にPTTを押すことにより呼出グループ宛にコールバックできます。 ハングタイムを過ぎるとそのチャンネルに設定での送受信に戻ります。
ただしオールコール呼び出しを受信した場合はハングタイムは無く、そのままオールコールとしてコールバックすることは出来ません。
アナログチャンネルではPTTを押すと送信し、放すと受信します。
注: Channel Free Indicator(周波数空きインジケーター)が有効になっている場合はPTTを放し送信停止したときにトーン(ビープ)が鳴ります。
デュアルスタンバイモード
デュアルスタンバイモードではメインバンドで受信すると
が表示され、サブバンドで受信した場合には
が表示されます。
この際、プライベートコール、またはグループコールを受信後ハングタイムの間にPTT操作をすると呼び出されたバンドと設定で応答できます。 (オールコールは除く)
本機は2は同時受信(復調)はアナログ・デジタル共に出来ません。 2バンド同時待機はにメインバンドまたはサブバンドどちらか先に受信した方を復調し、その通信が終わるまで他方のバンドでの受信は出来ません。 最初に復調している通信が終了した際に他方のバンドで受信した場合はその時点から2つ目のバンドを復調します。 これはデコーダー回路が1系統しか搭載されていないことに起因します。
シングルスタンバイモード
メインバンド1波のみの受信待機・復調となり
が表示されます。 この際、プライベートコール、またはグループコールを受信後ハングタイムの間にPTT操作をすると呼び出されたバンドと設定で応答できます。 (オールコールは除く)
同一デバイスIDの通信
本機では、CPSでチャンネルごとに[Allow Communication with same ID]を有効にすることにより同一ID同士の通信を可能にできます。
通常BelFone製業務無線機では同一のIDが割り当てられた無線機同士では音声が聞こえない仕様となっています。