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操作方法

電源操作

電源音量調整ツマミを時計回りに回すことで電源がオンになり起動時のトーンが吹鳴します。 また、このツマミを反時計周りに回すことで電源が切れます。

注: 設定プログラムにて電源投入時パスワード機能が有効に設定されている場合は、電源投入の度に6桁のパスワードの入力が要求されます。 入力されたパスワードに誤りがある場合は直ちに無線機が再起動しパスワード入力画面に戻ります。 誤ったパスワードが3回入力されると無線機は無効状態となり本体からの操作では復旧できなくなり、設定プログラムからの無効状態の解除操作が必要となります。 パスワードの取り扱いには十分注意して下さい。

 

音量調整

電顕が投入された後、音量調整のノブ回すことによりスピーカーからの音量を調整できます。 時計回りで音量が上がり、反時計回りで音量が下がります。

 

チャンネルの選択

チャンネルツマミは時計回りでチャンネルが進み、反時計回りでチャンネルが戻ります。 また、UPキー・DOWNキーを押すことによりチャンネルを変更することができます。

オールトーンアラートが有効の場合は選択されたゾーンの音声案内が聞こえます。

注: 設定がされていない空チャンネルを選択すると”Un-programmed Channel”と画面表示されLEDインジケーターが赤色点滅します。

 

ゾーンの選択

1ゾーン当たり最大64チャンネルを割り当てることができます。 また64ゾーンで最大4000チャンネルまで設定可能です。 メニューよりゾーンの選択が可能なほか、ゾーン切替機能を任意のボタンに[Zone Switch]を割り当てることによりゾーンを切り替えることができます。 また、オールトーンアラートが有効の場合は選択されたゾーンの音声案内が聞こえます。

 

シングル/デュアルスタンバイ切替

任意のボタンに[Standby Switch]を割当ることでシングル/デュアルスタンバイのモードを切り替えることができます。

シングルスタンバイモードでは、メインバンド(Aバンド)のみ表示されセカンダリーバンド(Bバンド)側はグレーアウトされます。 デュアルバンドモードではAバンド、Bバンド共に表示されます。

 

メイン/サブチャンネル切替

デュアルスタンバイモードでは[Main Channel Switch]キーを割り当てることによりAバンド、Bバンドを切り換えることができます。 選択中のバンドはブルーで表示されます。

注: CPS設定によりVHF又はUHFどちらかのモノバンドモードでの運用も可能ですが、この場合個に機能は使用できません。

VFO/CHモード切替

[VFO mode On/Off]キーを割り当てることによりVFOモードとチャンネルモードを切り替えることができます。 VFOモードではチャンネルツマミを回すことにより周波数の変更を行えるほかテンキーにより直接入力も可能です。

周波数直接入力の場合は9桁で入力してください。

例) 433.00MHz  [433000000]とテンキーで入力する。

JA仕様ではVHF帯は144.00MHzから146.00MHz、UHF帯は430.00MHzから440.00MHzの範囲で入力可能です。

 

デュアルモード切替

選択されているチャンネルがA/D(アナログ・デジタル)互換モードの時に[AD Switch]機能が割り当てられたボタンを押すとデジタルモードの場合はアナログモードに、アナログモードの場合はデジタルモードに切り替わります。

注: AD切替操作によるモード状態は、無線機の電源再投入後やチャンネル切替操作の後には保持されず、チャンネル設定で指定されたデフォルトモードに戻ります。 また、業務無線の仕様としてDA/ADモードにてアナログモード(NFM/WFM)を選択した際にTX/RX共にCTCSSが強制的に送受信共に有効となります。 また、CTCSS Noneの選択がありません。 これを回避するためにVFO Aをデジタル専用とし、VFO Bをアナログ専用とすることでアマチュア無線運用に適したCTCSS None設定条件を活用することができおすすめです。

この様な仕様は業務無線のアナログ・デジタル共用モードにおけるDTMFやマルチトーン呼出管理システムの仕様対応の都合で、日本国内のアマチュア無線の運用では使用されておりません。