コンタクトはプライベートコール、グループコール、オールコール合わせて、最大1000件まで登録可能です。 またコンタクト内で検索、編集、新規登録、削除、およびマニュアルダイアル実行をすることができます。
グループコール・オールコール
[Group Call]または[All Call]ではそれぞれ設定されたIDの表示、指定したIDへのSMS送信やコールアウトを行うことができます。
グループコール | |
オールコール |
プライベートコール
コンタクトに[Private Call]として登録した場合はその詳細の表示、制御信号の送出、SMS送信、名称とIDの編集、削除することができます。 また、メニュー表示設定が行われている場合には、以下の制御機能を使用することができます。
プライベートコール |
コントロールサービス(制御信号) | 制御機能 |
Call Alert(コールアラート) | 指定したプライベートコール局が通信範囲内の場合に応答を促すためにアラート(ビープ)を吹鳴させることができます。 |
Device Check(機器死活確認) | 指定したIDの無線機に対しアラートなどを発することなく機器が正常に動作しているかどうか状態を確認することができます。 |
Remote Monitor(リモートモニター) | 指定したIDの無線機に対し遠隔でマイクをオンにし無線機の周囲の音声を送信させモニターすることができます。 この機能はワークアローン中の異常確認やマンダウンの際に遠隔で効力を発揮します。 |
Device Enable(遠隔復旧) Remote Revive |
遠隔操作により機能停止させた無線機に対し、ID指定で接続し遠隔で動作復旧制御信号を送出することができます。 また、制御の結果を表示します。 |
Device Disable(遠隔停止) Remote Kill |
指定したIDの無線機に対し遠隔で機能停止信号を送出します。 また、制御の結果を表示します。 機能停止信号を受けた無線機はすべての送信受信やアラートを停止し画面にはKillが表示され現地での無線機に対する一切の操作を受け付けなくなります。 電源のオン・オフは可能ですが表示と状態は遠隔制御により復旧されるまでは機能停止状態を維持します。 この機能は無線機の盗難・紛失の際にネットワーク内のセキュリティーを保つため有効な機能です。 |
注: これらのコントロールサービスを使用するためには、あらかじめ制御局となる無線機においてメニューの表示を有効にし、更に被制御局となる無線機において該当する制御信号のデコードを有効に設定する必要があります。
新規グループ
メニューよりコンタクトリスト内にグループを新規作成、名称編集、削除をすることができます。 最大16のグループを作成できそれぞれのグループに最大128件のコンタクトを追加することができます。
新規コンタクト
メニューよりコンタクトリスト内にコンタクトを新規作成、名称編集、削除をすることができます。 プライベートコールの名称を変種できます。 マイクのキーパッドより「*」ボタンを押すことで削除、「#」ボタンを押すことで入力モードを変更できます。 名称は最大16文字まで、プライベートコールのIDを1~16776415範囲で設定できます。
マニュアルダイアル
プライベートコールやグループコールのIDを手動で入力しPTTを押すことによりコールアウトすることができます。
プライベートコールIDを入力した場合はメニューよりコールアウト又はSMS送信を選択できます。 またリモート制御設定がされている場合はメニューより各種制御信号の送出を選択できます。
グループコールIDを入力した場合はメニューよりコールアウト又はSMS送信を選択できます。