基本設定
本機はユーザーにより次の設定を行えます。
言語設定
本機は表示言語を英語、および中国語から選択できます。
LEDインジケーター
フロントパネルのLED表示動態をメニューより変更できます。 [All LED Indicator]の場合は全表示設定となり、送信、受信、スキャン/ローミング、コールハング状態が表示されます。 LEDインジケーターを無効にすると画面表示が暗くなりますので設定に注意してください。
バックライト
バックライトの点灯設定を、常時点灯、自動から選択できます。 自動の場合は最後のキー操作から5秒経過するとバックライトが消灯します。 操作中はバックライトが点灯します。
トーン・アラート
エマージェンシー(緊急)トーンを除くトーン(ビープ)やコールアラート、メッセージトーン、キー操作トーンの鳴動の一括設定が可能です。
キーパッドロック
メニューよりキーパッドロックを有効、または無効にすることができます。
キーパッドロック中はこのアイコンが表示され、PTT以外のボタン操作が出来なくなります。
[OK] + [#] 2つのキーを同時に押すことによりキーパッドロックが解除されます。
起動画面
無線機起動中の画面表示をメニューより指定できます。 有効の場合は起動時にBelFoneロゴ表示と機種名が表示され、無効の場合は機種名のみが表示されます。
起動パスワード
設定プログラムにより無線機起動時のパスワード要求が有効になっている場合に、このメニューよりパスワードを本体にて変更する事が出来ます。 パスワード変更に際には現在のパスワードの入力が要求され、その後新しいパスワードを2回入力する必要があります。
注: このメニューは設定プログラムにより起動時パスワード機能が有効の場合のみ表示されます。
トークアラウンド
レピータ局が故障している場合、またはレピーター局のサービス範囲外にある場合にトークアラウンドを有効にすることで現地の他の端末無線局と交信することができます。トークアラウンドが有効になると送信周波数がチャンネルに登録されている受信周波数に変わり現地にてレピーターを介さないシンプレックス通信が可能になります。 このモードはチャンネル変更、スキャンのオン・オフ、無線機のオン・オフが行われると本来の設定内容に自動的に復帰します。
チャンネル設定
チャンネル設定メニューは現在選択されているチャンネルの設定を変更できます。 デジタルチャンネルではチャンネル名称、送信出力、送信タイムアウト、送受信周波数、カラーコード、タイムスロット選択、送信先コンタクト、受信グループリストを変更できます。 アナログチャンネルではチャンネル名称、送信出力、送信タイムアウト、送受信周波数、トーンスケルチ設定を変更できます。
チャンネル名称
チャンネルの名称を最大16文字まで設定できます。
送信出力
High/Middle High/Middle Low/Lowの4段階で送信出力を設定することができます。
JA仕様の送信出力
無線機出力タイプ | High | Middle High | Middle Low | Low |
50W機 | 約50W | 約20W | 約5W | 約0.5W |
20W機 | 約20W | 約10W | 約2W | 約0.5W |
送信タイムアウト(TOT)
15秒から495秒の間で送信タイムアウトを設定できます。 0はタイムアウト設定なし(無制限)です。
送受信周波数
送信、および受信周波数を指定します。 この周波数は無線機それぞれの周波数範囲内で指定できます。
CTCSS
現在のチャンネルのトーンスケルチ設定を変更できます。
カラーコード
デジタルチャンネルにおいてカラーコードを0から15の範囲で指定できます。 TDMAダイレクトモードの場合は0から14の範囲で指定できます。
暗号化設定
JA仕様では非搭載です。
GPS設定
JA仕様では非搭載です。
画面表示テーマ選択
4つのテーマから表示画面のデザインを選択できます。
- Default Theme
- Light Yellow
- Light Blue
- Light Green
システム情報
本機の基本システム情報を表示することができます。
- ID番号
- ファームウェアバージョン
- CPバージョン
- HWバージョン
- Voice Record Version (JA仕様では非搭載)
- GPS Data (JA仕様では非搭載)
- BT Info (JA仕様では非搭載)
- Send GPS Data (JA仕様では非搭載)