基本設定
本機はユーザーにより次の設定を行えます。
コントラスト
コントラスト調整メニューを選択し上下キーを押すことにより液晶画面のコントラストを調整できます。
言語設定
本機は表示言語を英語、および中国語から選択できます。
LEDインジケーター
フロントパネルのLED表示動態をメニューより変更できます。 [All LED Indicator]の場合は全表示設定となり、送信、受信、スキャン/ローミング、コールハング状態が表示されます。
バックライト
バックライトの点灯設定を、常時点灯、常時消灯、自動から選択できます。 自動の場合は最後のキー操作かた設定した時間が経過するとバックライトが消灯します。 操作中や受信中はバックライトが点灯します。
トーン・アラート
トーン(ビープ)やアラートの鳴動は以下の設定が可能です。
名称 | 機能 |
Tone Disable | トーン無効 緊急通報以外のすべてのトーンが消音されます |
Call Out Tone | PTTが押され送信開始時にトーンを吹鳴します |
Voice End Tone | 受信終了時にトーンを吹鳴します |
Private Call Tone | プライベートコールを受信した際にトーンを吹鳴します |
Group Call Tone | グループコールを受信した際にトーンを吹鳴します |
Call End Tone | PTTを放した際にトーンを吹鳴します |
SMS Tone | メッセージを受信した際にトーンを吹鳴します |
Call Alert Tone | コールアラートを受信した際にトーンを吹鳴します |
Priority Channel Tone | スキャン中にプライオリティチャンネルで受信した際にトーンを吹鳴します |
Keypad Tone | キー操作をした際にトーンを吹鳴します |
Channel Tone | チャンネルやゾーンを変更した際にトーンを吹鳴します |
Power ON/OFF Tone | 電源のオン・オフ操作に対しトーンを吹鳴します |
Emergency Alarm | 緊急通報アラーム送信、または受信した際にトーンを吹鳴します |
バイブレーション
通知の際にバイブレーション機能のオン・オフが可能です。 プライベートコール、新規SMS、またはコールアラートを受信した際にバイブレーションが作動します。
VOX
この機能を有効にすることによりハンズフリーによる通信ができます。 マイクからのン有力を感知すると自動的に送信を開始し、音声が無くなると送信を終了するのでPTTを操作する必要が無くなります。 メニュからVOX感知レベルは1から8、VOXディレーは0.5から10秒で設定できます。
また、VOX作動中は次のアイコンが表示されます。
注: VOC機能は外部ヘッドセットが接続されている時のみ有効にできます。
キーパッドロック
メニューよりキーパッドロックを有効、または無効にすることができます。
キーパッドロック中はこのアイコンが表示され、PTT以外のボタン操作が出来なくなります。
メニューキーと#キーの2つのキーを同時に押すことによりキーパッドロックが解除されます。
注: 設定プログラムにより最後のキー操作からロックされるまでの時間を5秒から60秒の間(規定値は5秒間)で設定することができます。 また、設定プログラムでロック中に除外するキーを指定することもできます。 (PTT/ボタン1/ボタン2)
起動パスワード
設定プログラムにより無線機起動時のパスワード要求が有効になっている場合に、このメニューよりパスワードを本体にて変更する事が出来ます。 パスワード変更に際には現在のパスワードの入力が要求され、その後新しいパスワードを2回入力する必要があります。
注: このメニューは設定プログラムにより起動時パスワード機能が有効の場合のみ表示されます。
起動画面
無線機起動中の画面表示をメニューより指定できます。 有効の場合は起動時にBelFoneロゴ表示と機種名が表示され、無効の場合は機種名のみが表示されます。
送信出力
High/Middle/Lowの3段階で送信出力を設定することができます。
JA仕様の送信出力
High | Middle | Low |
約4W | 約2W | 約0.5W |
トークアラウンド
レピータ局が故障している場合、またはレピーター局のサービス範囲外にある場合にトークアラウンドを有効にすることで現地の他の端末無線局と交信することができます。トークアラウンドが有効になると送信周波数がチャンネルに登録されている受信周波数に変わり現地にてレピーターを介さないシンプレックス通信が可能になります。 このモードはチャンネル変更、スキャンのオン・オフ、無線機のオン・オフが行われると本来の設定内容に自動的に復帰します。
トークアラウンドモード動作中はこのアイコンが表示されます。
注:
- この機能を有効にするには送受信周波数が異なる設定で、かつ設定プログラムによりトークアラウンド機能が許可されている必要があります
- トークアラウンド機能を割り当てられたボタンを押してDMモードとRMモードを切り替えます
暗号化設定
JA仕様では非搭載です。
送信コンタクト
現在のチャンネルのデフォルトアドレス設定をオールコンタクトリストより選択肢変更できます。
システム情報
本機の基本システム情報を表示することができます。
- ID番号
- デバイス名称
- ファームウェアバージョン
- CPバージョン
- UIバージョン